FXでトレードをしていると、
必ず損切りをする場面が来ますよね。

まぁ、損切りせずに
ナンピンをしたり、放置していれば、
損切りをすることはないのですが・・・

 

ただ、損切りをするのが普通で、
逆指値の損切りを入れるのですが、
いざ損切りになると、
滑って悪いレートで
損切りされる事がほとんどです。

 

「逆指値注文を出しているのに、
なんで損切り滑るの?」

なんて思うかもしれませんが、
損切りが滑る理由は
逆指値注文の仕組みが関係しています。

 

逆指値で損切りが滑るのはなぜ?

逆指値を使って、
損切りをすると滑る理由として、
逆指値注文の定義が関係しています。

 

本来、逆指値注文の意味は、

“指定した設定値にレートが来たら、
成り行きで注文を出す

となっています。

 

その為、例えば、
110円で逆指値の損切りを設定していた際に
実際に110円にレートが到達して
損切り注文が発動したとしましょう。

しかし、約定する前に
レートが109.9まで下がったら、
109.9で約定してしまいます。

損切りの逆指値が滑るのは、
このような仕組みだからです。

 

指標や要人発言の時は特に大きく滑る

損切りの逆指値は、
指定したレートに到達したら
成り行き注文を出すことです。

その為、約定が滑る事がほとんどです。

 

しかも、この滑りは、
指標や要人発言で大きく動いた時は
特に大きくなります。

 

例えば、指標発表前に
買いポジションを保有していて、
少し下に損切りの逆指値を
設定しておいたとしましょう。

 

そして、指標発表で、
下に大きく動いた場合、
逆指値注文が発動されて
損切りになりますよね。

 

しかし、逆指値の特徴上、
約定が滑るのですが、
その時の滑りが半端なくて、
本来の損切り位置から
大きく離れた場所で約定します。

 

要するにこれも、
指標の速い動きによって、
逆指値で成り行き注文が発動された時に
すでにレートが大きく下がっていたので、
その分、滑るわけです。

だから、指標発表や要人発言などの前は、
ポジションを閉じるか、持たないようにしましょう。

 

「損切りを入れてるから大丈夫だろ」

なんて思って放置していると、
大損することになりますからね。

 

最悪強制ロスカットで追証になることもある

更に最悪な事態として、
暴落などが突然起きた場合、
逆指値が全く間に合わずに大きく滑って、
強制ロスカットになることもあります。

しかも、滑り過ぎて
自己資金以上の損失が出ることにより、
口座残高がマイナスになって、
追証が発生することもあります。

 

実際に2015年のスイスショックでは、
ユーロスイスの通貨が
10分間で約4,000pips下げて
逆指値の損切り注文が思いっきり滑って
数百万~数千万の追証を受けた人が続出しました。

 

このようなことからも、
損切りの逆指値を入れるの事は
非常に重要なことですが、
完ぺきではないことを意識しておきましょう。

 

因みに、暴落時などの
追証を避ける方法もあるのですが、
今回の趣旨とは違うので、
説明は割愛します。

もし、この方法を詳しく知りたい場合は、
以下の記事を読んでみてください。
FXで損切りによる追証を防ぐ方法とは?

 

滑っても逆指値の損切りは必ず入れよう

損切りの逆指値は
滑ることが多いですが、
それでもFXでトレードをする際は
逆指値の損切りは必ず入れましょう。

 

「逆指値は滑るから
手動で損切りをしよう」

なんて考えたとしても、
いざ損切りポイントに来ると、

「悔しくて損切りできない」

なんてことになりますから。

 

そして、損切りに躊躇している内に
どんどん含み損が増えていき、
更に損切りができなくなります。

 

これによって、放置したり、
最悪ナンピンなんかして
更に損失を大きくして、

“結局ロスカットになってしまった”

なんてことが起きるのです。

 

更にこのロスカットのせいで、
損失をすぐに取り返そうとして、
倍のロット数でリベンジトレードをしたり、
何度もトレードをして
ポジポジ病になったりします。

 

しかも、
このようなトレードを繰り返すことで、

・ナンピン
・リベンジトレード
・ポジポジ病

といったことが癖になってしまい、
FXで稼ぐことから
どんどん遠ざかっていきます。

 

その為、
損切りがどんなに滑ろうとも、
逆指値の損切りは必ず入れておきましょう。

 

もし、損切りをする位置に迷うなら、
以下の記事も参考にしてみてください。
損切りの極意はプライスアクショントレードにあり!

 

まとめ

今回は、逆指値の損切りが
滑る理由について解説してきました。

 

再度理由を簡単に解説すると、
損切りの逆指値が滑るのは、
指定したレートに到達したら、
成り行きで注文が執行されるからです。

その為、成り行き注文を出している間に
レートが動いてしまうと、
そのレートで約定するようになっています。

 

しかも、雇用統計などの
大きく動く指標や突然の暴落など、
速くて大きい動きが出た場合は、
特に滑りが酷くなるので、
この点は頭に入れておきましょう。

 

ただし、そうはいっても、
逆指値の損切りを入れずに
手動で損切りをしようとすると、

“悔しくて損切りができない”

なんてことになって、
逆に大損することになりかねないので、
滑ることがあっても、
必ず逆指値の損切りは入れるようにしましょう。