FXでは、
安定した成績を出すポイントに
利食い損切り割合
大きく影響してきます。

 

ぶっちゃけ勝率が悪くても、
この割合さえ上手く調整すれば、
普通に稼ぐ事も可能です。

 

しかし、
この利食いと損切りの割合は
どのくらいがいいのか、
悩む人はすごく多いです。

という事で今回は、
利食いと損切りの割合は
どう決めるのがベストなのかを
考えてみたいと思います。

 

利食いと損切りの割合の決め方

トレードにおける
利食いと損切りの割合の決め方ですが、
これはトレードスタイルによって
変わってきます。

 

スキャルピング

スキャルピングの場合、
勝率重視で細かい利益を
コツコツ積み上げていきますよね。

 

ということは、
利食いと損切りの割合は
“損切り>利食い”
となることが多いです。

 

大体平均としては、

・利食い:2~5pips
・損切り:-5~-10pips

といった感じで、
利食いと損切りの割合が
1:2という感じになります。

 

ただし、これだと、
勝率が80%以上ないと
トータルではプラスになりません。

スキャルピングの場合、
勝率重視とは言え、
トレード技術がしっかりしていないと、
勝率80%はかなり困難です。

 

その為、スキャルピングに関しては、
デイトレードなどで
安定した成績が出せない限り
手を出さない方がいいです。

 

デイトレード

デイトレードになると、
ポジションの保有時間が長くなるので、
利益を大きく伸ばすことができます。

その為、損切りと利食いの割合は
最低でも1:2以上は欲しいところです。

 

ただ、デイトレードにも、

・15分足などの短期トレード
・1時間足以上の長期トレード

といったように種類があります。

 

大体私の感覚としては、
15分足などの比較的短期の
デイトレードの場合、
損切りと利食いの割合は、
1:2ぐらいがちょうどいいと思います。

損切りが-15pipsだとしたら、
利食いが30pipsという感じです。

 

なぜなら、このぐらいの割合だと、
数十分から数時間程度で決着がつくので、
資金の回転率が良くなるからです。

 

逆に1時間足以上のデイトレードだと、
保有時間が数時間から長ければ、
数日になることもあるので、
損切りと利食いの割合は、
1:3~5ぐらいがいいでしょう。

 

そもそも1時間足以上になると、
エントリー回数も減るので、
1回で大きく取るようにした方が
トータルの利益は大きくなります。

 

これらの割合を基準に
損切りと利食い幅を決めていけば
普通にトータルでプラスになるはずです。

 

損益比率と勝率の関係を把握しておこう

損切りと利食いの割合を大きくすれば、
より儲かると思うかもしれません。

しかし、この割合を多くするほど、
勝率が下がる傾向にあるので、
この点は意識しておきましょう。

 

なぜなら、利食い幅を大きくすると、
その分、利食いに到達するまでに
時間が掛かることになって、
戻ってくる確率が高くなるからです。

 

例えば、下記チャート画像の
黄色マルで買ったとしましょう。

 

この時に、
利食い幅を30pipsに設定していれば、
利食いをすることができたのですが、
50pipsに設定していたら、
レートが戻ってきてしまい、
最悪、損切りになります。

 

このように、欲張り過ぎて
利食い幅を広げすぎると、
勝率が落ちるだけでなく、
トータルの利益も悪くなることがあるので、
損切りと利食いの割合を
大きくし過ぎるのもあまりよくありません。

 

また、これとは逆に、
損切り幅を大きくして
利食い幅を小さくすれば、
勝率は上がる傾向にあります。

しかし、その分、
1度損切りになっただけで、
その損失を取り返すのに、
2連勝や3連勝をする必要があるので、
精神的にかなりキツイです。

 

その為、損益比率と勝率の関係を
ある程度把握して、
損切りと利食いの割合を決めましょう。

 

割合を決める時は損切りから

損切りと利食いの割合を決める場合、

「1回のトレードで
このぐらい取れれば良いな」

なんて利食い幅から
決める人が多いのですが、
できれば損切り幅から
決めるようにしましょう。

 

なぜなら、利食い幅から決めると、
損切りと利食いの割合を
意識するあまり、
損切り幅が自分の精神的許容値を超えた
設定値になることが多いからです。

 

こうなってしまうと、
実際に損切りになった際に
精神的苦痛が大きくなりすぎて、
悔しさから
損をすぐに取り返そうとしてしまい、

・リベンジトレード
・ポジポジ病

といった悪い癖がつきやすくなります。

 

その為、まずは自分の精神的許容値から
損切り幅を最初に決めて、
そこから利食い幅を決めていった方が
無理のないトレードができるようになります。

 

因みに、損切り幅を決める場合、
自分の都合で決めるのではなく、
チャートの位置から
しっかり決める必要があります。

さもないと、
損切り貧乏になる可能性が高くなります

 

もし、損切りを決める位置が
よくわからない場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
損切りの極意はプライスアクショントレードにあり!

 

まとめ

損切りと利食いの割合を決める場合、
トレードスタイルによって、
変わってきます。

 

しかし、この割合の差を
大きくし過ぎると、
勝率にも影響してくるので、
この辺りを考慮しながら
決めていくのがいいでしょう。

基本は損切り1に対して、
利食い2以上というのが
個人的には一番精神的な負担が少なく
トレードができる割合だと思います。